落語長屋おもしろ荘

発足は?

平成4年9月27日、熊谷市立文化会館で市教育委員会が開催した第3回さいたま芸術文化祭の種目別フェスティバル「くまがや落語会」で優勝、準優勝したのが熊谷市在住の人だったため、これを機会に、平成5年1月サークル「落語長屋おもしろ荘」を結成し、“出前寄席”を始めた。
平成25年1月で、発足20年となった。

初公演は?

平成5年5月熊谷八木橋デパートのカトレアホールにて、地元立正大学の落語研究会メンバーを加えて開催した。

メンバーは?

上記の落語会で優勝した神田昇明、準優勝の河内良一、司会の長島利夫、その後参加した者を加え、現在大人11人がおり、長島が事務局を担当している。
また、手品の岡部一美も加わり、寄席らしさも演出できるようになってきた。
なお、メンバーとなるのには資格も会費も不要。

  • 神田=芸名が車家小円(くるまやこえん)、和裁を生業とする本会の会長。
  • 河内=芸名が無花果家可ん朝(いちじくやかんちょう)、出身は種子島。
  • 小池=芸名が取締亭きせる(とりしまりていきせる)、元鉄道会社役員。
  • 高橋=芸名が南亭様代(なんてえざまだい)、元江南町職員。
  • 野口=芸名が鳳亭四季(ほうていしき)、元中学校の数学教師。
  • 長島=芸名が噺家笑蔵(はなしやじょうぞう)、元熊谷市職員。
  • 岡部=芸名が麹家団五(こうじやだんご)、元建築会社職員。
  • 石井=芸名が青畳亭世常反(あおだたみていよじょうはん)、畳職人。
  • 岡部=芸名が丘一平(おかいっぺい)会社員
  • 田中=芸名が桂小前治(かつらこぜんじ)会社員、
  • 倉前=芸名が鹿鳴家ゑん側(かなりやえんがわ)会社員
  • 子ども3人=河内の子どもで、芸名は無花果家朝朝(ちょうちょう)、無花果家九可ん朝(きゅうかんちょう)、無花果家小可ん朝(こかんちょう)
    今は学校での勉学が忙しく、休会状態である。

活動は?

現在は“出前”が年間50回を越すため、稽古会は行わず、個人的な研鑚を基本としている。“出前”は当日都合のつく者が出演している。

“出前”は、熊谷市内をはじめ、近隣の江南町、羽生市、加須市等の公民館が多く、その大半は毎年の恒例となっているが、要請があれば都合がつく限りどこにでも出かける。(前橋、春日部、上尾、桶川からも要請がある)

最近は、小学校からの要請もあり、市内の東、石原、桜木、大麻生、籠原、星宮小学校などに出前の実績がある。